マイクロソフトさん(札幌支店)で開催されたセミナーに出席
"Microsoft Solution Forum& Virtualization Summit 2010" と題してのセミナーは、サーバの仮想化について具体的なデモを交えながらの説明が中心でしたが、私が注目したのは 『セルフサービスBIの実現方法』 という題で紹介された、"SQL Server 2008 R2" と "EXCEL2010" の組み合わせ実現する "PowerPivot" という機能の紹介です。
大企業における数千万件以上のデータを取り扱う場合は、パフォーマンスにおいて問題が露呈してしまう可能性が大きいのですが、いわゆる中小事業におけるデータ件数レベル(数万~数十万件程度)であれば、高価なBIツール、エンジンが不要になってしまうと感じてしまいました。
○○集計表とか、○○実績表のようないわゆる販売や生産管理など基幹系システムの帳票プログラムをプログラムでガリガリ作成するような仕事・ビジネスモデルが、本当の意味で終焉を迎えた感がします。本当に便利ですし、使い勝手も良いようです。
- PowerPivot for Excel2010 → データ分析(集計)の設計とアウトプット
- PowerPivot for SharePoint2010 → データ分析をWebで共有
但し、PowerPivot を利用するには、"SQL Server 2008 R2" の "Enterprise" 以上のEditionの購入が必要だとのこと。これだけは非常に残念です。
"Analisys Services" や "Reporting Services" の普及率向上、というテーマについて、マイクロソフトさんはどう考えているのでしょうか?もしかすると今でも充分に普及していると判断されているかもしれませんが・・・いずれにせよ、PowerPivot普及の足かせになるのは、間違い無い制限です。
エイエステックの取り組み
マイクロソフトさんを含む大手ベンダーさんには、更なる製品の進化と、中小企業でも利用できるようなライセンス体系についても是非に取り組んで欲しいと思いますが、「調査分析」と言われる工数を殆ど確保できない弊社の様な小さな企業にとっては、比較的安価に導入できる可能性が広がった今回の様な製品については、単純に嬉しく、今後も動向を注視して参ります。
その中で、お客様へご提案するソリューションのバリエーションを更に増やしていく、という最も重要なテーマと取り組んで参ります(それしか無いですね!)
最後に...セミナーで聞いたのですが、EXCELの行数制限が無くなったそうです。
もっともディスクのフォーマットやパソコンの実装されているメモリ容量にもよるそうですが、今時の高スペックパソコンであればかなりの件数での処理が見込めそうですね。
2010/6/1追記
その後、色々なことが判ってきたので訂正を含めて情報を列挙
1. EXCELの最大行数は 1,048,576 (約100万行)
- PowerPivotを介したSQL Server 2008 R2 のテーブルを参照する際にのみ行数制限が無くなる模様
2. PowerPivotを構成する2製品について追加情報
PowerPivot for Excel2010
- データ分析(集計)の設計とアウトプットであり、ダウンロードセンターにて入手可能(Excel2010さえ持っていれば利用可能!)
PowerPivot for SharePoint2010
- データ分析をWebで共有するためのアドイン。利用するにはSQL Server 2008 R2 (EnterpriseEdition以上)が必須
ここで、あらたな見解としては・・・
データ件数が100万件以下であれば、Excel2010だけで充分。100万件以上のデータを扱う中規模以上のデータを利用する際には、SQL Server 2008 R2 Enter~が必要、ということとなりますね。
ということで、弊社に強力な武器が1つ増えました!というのが正直な気持ちです。
そして弊社の既存のお客様へも面白くて役に立つ資料がご提供できる予感がしております!
2010/6/2追記
EXCELの最大行数について訂正情報
- EXCELの最大行数は 1,048,576 (約100万行)というのはそのまま
- PowerPivotを介したデータ取込では、行数制限が無くなる模様(SQL Server 2008 R2 の利用有無は関係無し!)
正しい情報も謝った情報もバラバラと入ってくるので整理しつつも確認が必須ですね(^_^;)
